ぼくは泣いている・・・

 
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いつか売ってもらえないかなーと思って5年間借りていた

大正時代からそのままの姿で残っていた素敵な車庫が取り壊しになりました

初めて見つけた時から本当に良いなーって

本当はここでゴマシオができたら良いなーと

まだ物件を探している頃に何度も持ち主さんの家に行っては

しつこくお願いに言ったけど結局どうにもならずで

でも縁あってか車庫としては貸してもらえる事になってそのまま5年経って

老朽化のためいよいよこのままでは危険と言う事で

もう1年前から取り壊しは決まっていたのだけど

やっぱりいざ壊されると思うとなんだかポッカリ心に穴が開いた気分で

解体業者さんが1つ1つ綺麗に外壁や窓枠を剥がして大切そうに運んで行ったので

きっと古民家再生みたいな感じできっとどこかの誰かの建物に再利用されるのでしょうが

結果ボクにはそこを買えるだけのお金もなかったし

結果悔しい事にボクはそれをどうこう出来なかったのだけど

「いつかここでやってみたね」なんて

こーちゃんと二人で夢見ていた建物だったので

もう跡形もなくなっちゃってそれが悲しくない訳はなく

取り壊しから1週間

ありがたいことに平日も続けてお客さんの入りが良く毎日掛け足みたいだったけど

なんだか心にポッカリ穴が開いた気分です

それでも生活は続くし、それでもボクは笑っていたい

今日もこーちゃんに1000回くらいキン玉の話をして

お決まりみたいに1000回くらい笑いました

もう全然面白くないんだけどそうやって笑える「やさしさ」がある限り大丈夫だね

僕のレテパシーズってバンドでギターを弾いている古宮夏希さんがとても好きなタイプで
  
「やさしさが死んで、ぼくは泣いている」ってこの歌詞が

なんとなく胸の奥をチクチク突き刺して

きっとボクもその内、ボクの中にちょっとだけあるそれが

「やさしさ」が死ぬ頃になったらその時ようやく泣くんだなーとそんな風に思いました

ここに集まってくれるみんながやさしいから

ボクはいつまでたっても泣かないのかも知れません

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by gomashioatama | 2013-05-18 21:29 | Gomashio日記 | Comments(2)
Commented by タミゾー at 2013-05-19 01:05 x
前に建物がなくなるって聞いてからなんとなく、
通るたびに建物の所在を確認するのが私の中で恒例行事になっていました。
あたりまえがなくなるってのはさみしいものですねー。
Commented by ゴマシオ at 2013-05-21 19:38 x
タミゾーさん
無くなると決まってから1年も経ったのに、やっぱり無くなると悲しいものですね。
「フジガング」といい、「羽衣屋」といい、六郷の商店街の中で一際良いなーと思っていた建物が次々と取り壊しになってしまったので、
これからはあまり「良いなー」などと思わないようにしようと思いました。

無くなったモノを思うより、今あるモノをもっと思ってこれからもちゃんと暮らしていこうと思いました。
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