5月の営業について・・・

怒涛のゴールデンウィークも終わりですっかり静かな喫茶店になりました

今年はいつも以上に長く感じた連休でしたが、皆さんたくさん楽しまれましたか?

「まだまだ侮れない!」と朝から気合を入れて準備しましたが

開店1時間でまだお客さんは1組もなくで空回りした気持ちと少しぼーっとしました


「思い出しておくれ、幸せだった”時”を」

大好きな漫画家の山川直人さんの新刊「珈琲桟敷の人々」の帯に書かれていた言葉です

いつだって「今」が1番幸せだと思っていたいけど「今」じゃない「時」の事も思い出してみると

「あれこそが幸せだったのかなー」とか、そんな気持ちが無い訳でもなくて

1日にたくさんの人生を覗き見させてもらうような「喫茶店」って仕事をしながら

自分の事や来てくれたお客さんの事も、10年続けばいろいろあったなーと思い出してしまいます

「10年ひと昔」って言葉があるように、もうこの店は「あたらしく」はないのでしょう

ゴールデンウィーク中、開店当初から年に3回くらい帰省の度に顔を出してくれる東京からのお客さんがいて

「この辺もあたらしいカフェが本当に増えましたねー」って

「なのにこの店は帰ってくる度にお客さんが増えてますよね」って

「古くなっているはずのに面白いですよね」って言ってくれた人がいて

「オレ、古くなりたいんですよ」って自分で言って自分で笑いました

「あたらしく」もないし、ましてや「正当派」でもないし

「時代にノる」訳でもないし、「隙だらけ」でいたいし

「変でしょ?この喫茶店!」って自分でそう思ってます

「大体どうなの?このやり方?」って、「お金稼ぐ気ある?」って何度言われた事でしょう

でもどうにか生活できるくらいにはやれたんだから間違ってるとも思わないし

「誰とも比べず」、「時代にノラない」で続けていくのが今のボクの幸せだから

この可笑しな喫茶店の「何か」を信じるだけだなーと思いました

10年続いたから20年続くとも限らないし

年金もらえるまで残り30年は喫茶店をやるつもりだけど続く保証なんか全然ないけど

どんどん古くなって、どんどん時代とギャップが出てきて

穴ぐらに閉じこもるもぐらのようにいつかボクもお爺さんになるけど

その時にまた「今」の事を思い出してはどんな風に思うのでしょうね?


ゴールデンウィーク中の激務でコーヒーミルが悲鳴をあげて

開店当初から使っているから10年頑張ってくれたんですね

電化製品としてはここが限界なのかもで

コーヒー豆を引く度にいちいち感電しながらスリリングな「痺れる味のコーヒー」だったけど

こんな喫茶店にしては身分に削ぐわないくらい高級な

一生使える予定のあたらしいコーヒーミルも注文したので(まだ届かないけど・・・)ぜひ飲みにきてくださいね


「モノは壊れても買い換えれば良いけど、人は壊れたら交換できないね」

こーちゃんが良く口にする言葉だけど本当にそのとおりで

世間が連休でもなんでも関係なしに

ほぼ1日中喫茶店にいるような非社会的な生活をしているせいか

1つネジが飛んだだけで全てがバタバタと壊れてしまいそうで不安ばかりです

きっと二人の内一人でも壊れてしまったら「今の幸せ」も残念だけど終わってしまうのでしょうね

とは言え、それを他の誰かが悲しく思う必要なんかなくて

いつかボクが壊れたらみんなにはそっと忘れてもらいたいし

可笑しな喫茶店があった事もそっと忘れてもらいたいです


最後に連絡がすごく遅れてしまいましたが5月の営業についてです

大変申し訳ありませんが、5/14(日)、5/27(土)の両日は臨時休業とさせて頂きます

5/14(日)はさんちゃんの小学校生活最後の運動会なのでお休みします

5/27(土)は結婚式に出席するためにお休みします

どちらも1人は残って店を開ける手がありましたが

最後くらいは二人揃ってさんちゃんを応援してあげたいし

結婚式の日はちょうど田植えも重なっているので式のギリギリまでは田植えをすることにしました

ちゃんと働かなきゃなーって気持ちと、ちゃんとお金を稼がなきゃなーって気持ちが

大袈裟かもですが強迫観念みたいに心のどこかにいつもあって、ボクは「休む事」がとても怖いのですが

少し自分の事もこーちゃんの事も「解放」しようと思ったんです

この「宇宙」じゃない「世界」を少しだけ見たくなったんです、

なので月に2度も臨時休業をするのでお客さんには本当にご迷惑をお掛けしますが

ちょっと「休みたくなった」のでどうかご理解頂けたら幸いです

と言う訳で、もう少ししたら田植えも始まるので2倍頑張ります

オレ勝てないけど負けない!

負けないと言えば「雨ニモマケズ」なので

そういうものになれなくても「なりたい」と願う気持ちだけは諦めたくないです

「雨ニモマケズ」

雨にも負けず

風にも負けず

雪にも夏の暑さにも負けぬ

丈夫な体をもち

慾は無く

決して怒らず

いつも静かに笑っている

一日に玄米四合と

味噌と少しの野菜を食べ

あらゆることを

自分を勘定に入れずに

よく見聞きし分かり

そして忘れず

野原の松の林の陰の

小さな萱ぶきの小屋にいて

東に病気の子供あれば

行って看病してやり

西に疲れた母あれば

行ってその稲の束を負い

南に死にそうな人あれば

行って怖がらなくてもいいと言い

北に喧嘩や訴訟があれば

つまらないからやめろと言い

日照りの時は涙を流し

寒さの夏はおろおろ歩き

みんなにでくのぼーと呼ばれ

褒められもせず

苦にもされず

そういうものに

わたしは

なりたい








































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by gomashioatama | 2017-05-11 13:30 | Gomashio日記 | Comments(0)
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